令和5年8月 定例記者会見

更新日:2023年08月21日

ページID : 22763
令和5年8月定例記者会見の様子

目次

開催日時

令和5年8月17日午後1時30分~

開催場所

市役所2階 全員協議会室

説明内容

本日は、定例記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

はじめに、新本庁舎建設工事クラウドファンディングについて、その後の経過報告をさせていただきます。

先月、目標金額3,000万円を達成したことについてご報告させていただきましたが、現在は目標金額を大きく上回る4,000万円を超えるご支援をいただいている状況です。多くの皆さまからご支援と温かい応援メッセージをいただき、深く感謝申し上げます。

なお、寄附募集については、当初の予定どおり、8月29日(火曜日)まで継続するとともに、ご寄附いただいた方の名前を刻んだ銘板の設置も引き続き実施してまいります。

9月市議会定例会の概要

開会日時につきましては、令和5年8月21日(月曜日)、午前10時から、予定議案は、合計31件の予定となっております。

まず、条例の一部改正が7件ございます。

このうち、春日部市行政財産の使用料に関する条例の一部改正につきましては、まもなく完成する新本庁舎内の会議室や「まちのコモンスペース」内のホールを、市民の皆様が利用できるようにするために使用料を規定するものでございます。

また、春日部市立医療センター使用料及び手数料条例の一部改正につきましては、令和5年8月1日付けで当センターが「紹介受診重点医療機関」として公表されたことに伴い、紹介状なしに来院された場合の使用料を規定するものでございます。

「紹介受診重点医療機関」は、外来機能の役割分担や連携強化を図るために国の制度見直しにより新設されたもので、原則外来受診の際に紹介状が必要となり、紹介状なしに来院された際は、一部負担金とは別に「特別の料金」の徴収が義務化されるものです。条例改正を経て、来年2月からの施行を予定しております。

次に、契約の締結が2件、契約の変更が1件、未処分利益剰余金の処分が3件、決算が9件、補正予算が8件となっております。

令和4年度 春日部市一般会計決算

令和4年度の歳入決算額は、902億1,618万2千円、歳出決算額は、858億9,164万7千円で、形式収支額から繰越財源を差し引いた実質収支額は、38億1,728万7千円となったものでございます。

歳出の主な内容

令和4年度の歳出決算額は、前年度に比べ、12億7,583万7千円の増、率にいたしますと1.5%の増となったものでございます。

増額となった主な理由につきましては、総務費のうち、本庁舎整備事業で27億237万3千円の増、民生費のうち、電力・ガス・食料品等 価格高騰 緊急支援給付金 給付事業で12億4,296万9千円の増、商工費のうち、プレミアム付商品券発行事業で3億1,682万5千円の増、土木費のうち、土地開発公社健全化計画に基づく買戻しで5億6,917万1千円の増、教育費のうち、小学校施設維持・管理事業で2億3,125万9千円の増となったものでございます。

一方で、減額となった主な理由につきましては、総務費のうち、財政調整基金積立金で19億639万6千円の減、民生費のうち、子育て世帯生活支援 特別給付金給付事業で29億5,858万6千円の減となったものでございます。

歳入の主な内容

令和4年度の歳入決算額は、前年度に比べ、1億400万6千円の増、率にいたしますと0.1%の増となったものでございます。

増額となった主な理由につきましては、市税において、新型コロナウイルス感染症の影響による減収は前年度で底を打ち、個人市民税で3億1,769万8千円の増、固定資産税は新築住宅や償却資産の増加などによる影響で4億5,842万5千円の増となっております。

また、国庫支出金のうち、電力・ガス・食料品等 価格高騰 緊急支援給付金 事業費補助金で12億6,906万7千円の増、市債のうち、本庁舎整備事業債で24億6,700万円の増となったものでございます。

一方で、地方交付税のうち、基準財政需要額と基準財政収入額の差が縮小したことにより2億1,047万1千円の減、国庫支出金のうち、子育て世帯等 臨時特別支援事業費 交付金で32億1,889万1千円の減となったところでございます。

令和5年度春日部市一般会計補正予算(第5号)

こちらは、令和4年度決算に伴う繰越金及び特別会計繰入金(精算分)の確定、令和5年度普通交付税の確定、前年度の国・県支出金の精算、新たに発生した事業などに対応するため、補正予算編成を行ったものでございます。

補正予算額は、歳入歳出それぞれ18億3,840万2千円を増額し、補正後の予算総額は、949億3,638万1千円とするものでございます。

歳出の主な内容

1の民生費 8.7億円の増につきましては、

特定教育・保育施設等 運営費補助金として、民間保育所等における新型コロナ感染症対策、ICT化推進事業として業務支援システムの導入、新卒保育士に対する奨学金の返済支援などを行うために1億3,716万5千円を増額、

保育所運営事業として、公立保育所におけるICT化推進事業として業務支援システムの導入などのために2,889万2千円を増額、

児童福祉総務事務として、「春日部市こども計画」の策定に必要とされる各種調査を業務委託で行うために1,788万6千円を増額、

保育所等 物価高騰対策 支援事業として、物価高騰の影響を受けた事業者負担の軽減のため、民間保育所等における電気代、ガス代、食材料費に対し支援金を支給するために1,223万2千円を増額するものでございます。

以上4つの事業の財源は、資料左側の歳入のうち、2の国庫支出金、並びに3の県支出金を充てるものでございます。

国・県支出金の精算金 6億6,640万5千円の増は、令和4年度決算に伴う国・県支出金の返還金でございます。

2の商工費 0.2億円の増につきましては、

貸切観光バス事業者 特別支援事業として、原油価格高騰等の影響を受けている市内の観光バス事業者に対し、支援金を支給するために1,760万円を増額するものでございます。

3の土木費 6.3億円の増につきましては、

公用地及び公共用代替地の取得として、土地開発公社の経営健全化計画に基づく公社用地の買戻しのために4億2,501万4千円を増額、

道路施設維持管理事業として、道路施設の劣化補修及び舗装修繕等を実施するため、1億1,981万3千円を増額、

生活道路拡幅整備事業として、道路後退をした土地の整備費用、及びブロック塀等の工作物の補償をするために2,194万7千円を増額、

住宅リフォーム助成事業として、1,004万9千円を増額するものでございます。

こちらは、自宅のリフォーム工事を行う市民に対し、当該工事に要する費用の一部を助成するもので、令和5年11月から開始予定の新規事業ございます。1件当たりの限度額は10万円で、100件の交付を予定しております。

4の教育費 2.9億円の増につきましては、

小・中学校施設維持・管理事業として、学校施設の老朽化や機能劣化に伴う修繕を行うもので、主なものとしては上沖小学校 外5校の消防設備の修繕を行うために2億8,928万4千円を増額するものでございます。

5の人件費 0.1億円の増につきましては、

各課の超過勤務手当等について、所要額を増額するものでございます。

歳入の主な内容

1の地方交付税 12.2億円の増につきましては、普通交付税交付額の確定によるものでございます。

2、3は 先ほどのご説明のとおりです。

4の繰入金 24.4億円の減のうち、

財政調整基金繰入金 及び 公共用地及び施設取得又は施設整備基金繰入金の減額につきましては、令和4年度の決算確定に伴うものでございます。

特別会計繰入金4億3,281万3千円につきましては、国民健康保険特別会計ほか4つの特別会計における令和4年度決算確定により、精算分として一般会計に繰り入れるものでございます。

5の繰越金 38.2億円の増につきましては、令和4年度決算の実質収支額の確定によるものでございます。

7の市債のうち、

消防施設耐震対策事業債1億9,820万円の減、及び中学校等施設長寿命化推進事業債1億3,690万円の減は、交付税措置のない地方債の借り入れをやめ、一般財源に財源振替をするものです。

臨時財政対策債は、普通交付税の算定により発行可能額が確定したため、減額補正するものでございます。

令和5年度春日部市一般会計補正予算(第5号)の概要については、以上です。

かすかべ音楽祭2023(にせんにじゅうさん)「わくわくコンサート」

令和4年度からリニューアルし、親子で楽しめる音楽祭として大好評を得ているコンサートで、その申し込み開始のご案内です。

「わくわくコンサート~みんなで音を楽しんじゃおう~」と題して開催する今年のコンサートも楽しい企画がいっぱいです。「春日部フィルハーモニー管弦楽団」の皆様の演奏で、音楽を聴くだけではなく、一緒に身体を動かしたり歌ったりするコーナーもあります。

また、春日部市の子育て応援キャラクターの『クレヨンしんちゃん』こと、野原しんのすけ君も登場し盛り上げてくれる予定です。

一般のコンサートではお断りとなっている、赤ちゃんや小さなお子さん連れでも気兼ねなく楽しんでもらえるよう、赤ちゃん休憩室を用意しています。

申し込みは、9月1日(金曜日)から30日(土曜日)まで、市ホームページ専用フォームでお受けいたします。応募者多数の場合は抽選となり、11月上旬に当選者へ整理券を発送いたします。皆様からのご応募をお待ちしております。

なお、記者の皆様のお席もご用意いたしますので、ぜひ取材いただきたく存じます。

第18回 春日部コミュニティ夏まつり、 第13回 春日部市大凧花火大会

緑豊かな庄和総合公園で、夏休み最後の土曜日に開催され、子どもたちが楽しみにしている夏のおまつりが、4年ぶりに戻ってまいります。

「春日部コミュニティ夏まつり」は、コミュニティ活動の活性化と、市民の心触れ合うすみよい地域社会づくりのために、市民の皆様が手作りで開催しているおまつりで、キッズダンス・盆踊りなどの催しのほか、無料の「スーパーボールすくい」など親子向けのイベントが盛りだくさんです。

夏まつりに引き続き開催される「大凧花火大会」は、市民参加の点火式に始まり、色鮮やかで迫力満点の花火が間近で楽しめます。

多くの皆様にご参加いただき、夏休み最後の思い出作りをしていただきたいと思います。

長寿を祝う会

市と春日部市社会福祉協議会でこれまで開催してきた「敬老会」は、4年ぶりとなる今年、名称と対象年齢を引き上げて開催いたします。

人生100年時代と言われる今、人生の充実期が伸び、社会的に活躍されている方の年齢層が高まっていることなどから、対象を80歳以上に引き上げ、長きにわたりご活躍されてきた高齢者の方の長寿を祝福する気持ちを込めて「長寿を祝う会」といたしました。

対象者には9月の初めに招待状を送付し、当日は式典、舞踊などの地域芸能、中学生による吹奏楽の演奏のほか、かすかべ親善大使で気象予報士・キャスターの井田(いだ)寛子(ひろこ)氏による講演などをお楽しみいただく予定となっております。

ゼロカーボンシティ推進本部の設置

本市では令和3年3月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指しています。

これまで、温暖化対策として、市役所本庁舎などの電力を再生可能エネルギー100%とするほか、電気自動車の導入、家庭における太陽光発電設備の設置奨励などに取り組んできましたが、ゼロカーボンシティを実現するためには、さらに全庁を挙げて、組織横断的に取り組みを進めるとともに、市民、事業者の皆様との協力が欠かせません。

そこで、脱炭素のまちづくりを総合的に推進するため、庁内に「春日部市ゼロカーボンシティ推進本部」を創設し、私が本部長となり、8月3日に第1回本部会議を開催いたしました。

若手中堅職員によるワーキンググループも設置し、ボトムアップ型で機動的に取り組んでまいります。

今後、公共施設への太陽光発電設備などの導入や、事業者と連携した取組を推進していきたいと考えております。

今後も、取組について継続的に情報発信してまいります。

新型コロナウイルスワクチンの令和5年秋開始接種

本市では、個別接種は、接種にご協力いただける市内の医療機関を中心に9月21日(木曜日)から、集団接種は、イオンモール春日部で9月24日以降の毎週日曜日に実施いたします。

接種対象者は、初回接種を終了した生後6ヵ月以上の人で、使用するワクチンは、オミクロン株XBB(エックスビービー).1(ワン).5(ファイブ)対応の1(いっ)()ワクチンです。

接種券は、5歳以上の方へは、8月10日から4回に分けて発送し、予約の開始日は8月25日(金曜日)を予定しています。

なお、5歳未満の乳幼児の接種券発送については、調整中となっております。

この記事に関するお問い合わせ先

シティセールス広報課 広報広聴担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1120
ファックス:048-733-3825
お問い合わせフォーム