公共施設白書を更新しました

更新日:2025年03月21日

ページID : 30479

春日部市公共施設白書

市が保有管理する公共施設の”いま”を知っていただくため、平成26年度に作成した「春日部市公共施設白書」を更新しました。

5つのデータで見る公共施設の”いま”

公共施設の”いま”を知ることが”みらい”を作る第一歩

5つのデータは、本市の”いま”を示しています。

公共施設の”みらい”について興味をもって、他人事と考えず、「自分ごと化」を図り、みんなで一緒に考えましょう。

1.本市の人口動向(白書8ページ)

平成27年から令和2年にかけて、全体人口、年少人口、生産年齢人口が減少し、老年人口が増加しています。将来推計において、令和2年から令和32年にかけて全体人口は約26パーセントの減少に対し、老年人口は約2パーセント増加する見通しです。

本市の人口推移

2.本市の財政状況(白書12ページ)

歳入

令和2年度から令和4年度は新型コロナウイルス感染症対応に関わる国庫支出金が増加しています。市税および地方交付税については概ね横ばいとなっています。

歳入の推移

歳出

令和2年度は新型コロナウイルス感染症対応に関わる補助費等が増加しています。なお、公共施設に関する経費(維持補修費、普通建設事業費)は概ね横ばいとなっています。

歳出の推移

3.公共建築物保有面積の割合(白書14ページ)

施設数は令和5年度末時点で304施設、平成26年度末に比べて1施設増えています。

施設総量(総延床面積)は令和5年度末時点で約50.9万平方メートル、平成26年度末時点に比べて約2.8万平方メートル増えています。

施設分類毎の延床面積割合の推移

主な面積増加は、平成27年度の医療センター、令和3年度のパレットやぎさき、令和5年度の市役所の新築です。また、主な面積減少は、平成29年度の沼端小学校の売却、平成30年度の商工振興センター、令和2年度の市立病院の解体です。

施設総量の推移

4.公共建築物の築年数(白書17ページ)

公共建築物の54.6パーセントが築40年以上を経過しています。

施設分類別の築年数別延床面積割合については、白書38ページから59ページに掲載しています。

築年数と延床面積の割合

5.年間コストの状況(白書23ページ)

令和5年度の年間コスト約195億円のうち50.5パーセントが工事費となっています。

50.5パーセントを占める工事費のうち78.8パーセントが行政施設(市役所、武里消防署)の建て替えです。

令和5年度年間コスト内訳

令和5年度における計画と実績の比較

公共施設マネジメント基本計画策定時に設定した令和5年度におけるコストシミュレーション(計画)と実績を比較した図です。維持管理費は、計画に比べて約1.5倍に増えています。計画していた中規模修繕及び大規模改修等は、実施できていません。

令和5年度計画と実績のコスト比較

マネジメント基本計画の計画値と比較するため、下記のような条件を設定しています。

維持管理費に人件費は含まれていません。

建替え費は完成年度に計上しているため、単年度の発生金額とは一致しません。

この記事に関するお問い合わせ先

公共施設事業調整課 公共施設マネジメント担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1452
ファックス:048-734-5516
お問い合わせフォーム