令和7年11月 定例記者会見

目次
開催日時
令和7年11月20日 午後2時~
開催場所
市役所5階 市長公室
説明内容
本日は、定例記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。
はじめに、10月26日執行の春日部市長選挙において多くの市民の皆さまのご負託を賜り、引き続き春日部市政を担わせていただくこととなりました。
2期目のスタートに当たり、ひとことごあいさつを述べさせていただきます。
今後の市政運営に当たってのキーワードは、3つございます。
まずは「コミュニティ」。
新型コロナウイルスの影響で弱まった地域のつながりを取り戻し、防災・防犯の強化、そして、互いに支え合う地域社会を再生するため、一番身近なコミュニティである自治会を強力に支援してまいります。
次に「安心安全」。
防災力の強化をはじめ、犯罪や交通事故を減らす取り組みを、警察や関係団体とともに、さらに強化してまいります。
そして「活力ある春日部」。
春日部駅付近連続立体交差事業をはじめとした、各種大型まちづくり事業を成功させ、企業が活力に満ち、働く人々が誇りを持てるよう、必要な支援を行ってまいります。
私たちの目標は、市民の皆さまが健幸プロジェクトを通じ、「暮らしやすさ」と「幸福感(wellーbeing)」を実感し、こどもたちが未来に希望を持ち、高齢者の皆さまが安心して暮らせるまちをつくることです。
2期目の4年間では、現在進行中の事業を着実にスピード感をもって進めていくとともに、安心と活力のある、未来に続く春日部市を創ってまいります。
市民の皆さまが「住んでよかった」「住み続けたい」、さらには「住んでみたい」と感じていただける春日部市となるよう全力で取り組んでまいりますので、これからも、引き続き皆さまのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年12月春日部市議会定例会の概要について
開会日時につきましては、令和7年11月26日(水曜日)、午前10時から、予定議案は、合計22件の予定となっております。
内訳としましては、条例の一部改正が8件、規約の変更が1件、損害賠償の額が1件、 補正予算が8件、人事案件が4件となっております。
令和7年度春日部市一般会計補正予算(第5号)について
今回の補正予算の総括でございますが、介護給付費・訓練等給付費給付事業や障害児通所給付事業などの扶助費の増額、新たに発生した事業費に対応するため、補正予算編成を行ったものです。
補正額は、歳入歳出それぞれ21億4,289万8千円を増額し、補正後の予算総額は、1,002億7,494万6千円となるものでございます。
まず、歳出の主な内容について、ご説明いたします。
1 総務費 0.2億円の増につきましては、防災事務において、防災行政無線 屋外子局の移設のため 1,042万円を増額、2 民生費 21.7億円の増につきましては、各種障害福祉サービスにおいて、利用者及びサービス量が当初見込みよりも増加したことに伴い、介護給付費・訓練等 給付費給付事業で12億1,158万6千円、障害児 通所給付事業で3億2,140万8千円を増額、心身障害者 通所支援施設 整備事業において、旧庄和保健センター旧館の解体工事を実施するため1,912万8千円を増額、国民健康保険特別会計繰出金において、財源不足による収支を調整するため1億5,217万7千円を増額、こども医療費支給事業において、支給件数が当初見込みよりも増加したことに伴い、5,306万3千円を増額、保育事業の公定価格の改定に伴い、保育所運営委託事業で 8,400万7千円、施設型・地域型保育給付事業で1,217万2千円、保育所運営事業で5,807万6千円を増額、生活保護事業において、令和6年度の国・県からの支出金を精算し、返還するため2億9,023万4千円を増額、3教育費 0.7億円の減につきましては、小学校プール整備事業において、内牧小学校と緑小学校の既存プールの解体工事設計を実施するため1,015万3千円を増額、中学校情報教育推進事業において、学習者用端末の購入額確定に伴い9,484万7千円を減額するものでございます。
次に、歳入の主な内容をご説明いたします。
1国庫支出金7.8億円の増、2県支出金 3.4億円の増、5 市債 1.0億円の増 につきましては、先ほど説明した歳出事業の財源となるものでございます。
3 繰入金 7.7億円の増につきましては、今回の補正予算編成における収支の調整を行うものでございます。
4 諸収入 1.3億円の増につきましては、後期高齢者医療広域連合に対する 令和6年度の負担金の精算に伴う返還金でございます。
令和7年度春日部市一般会計補正予算(第5号)の概要につきましては、以上でございます。
ごみの出し方多言語リーフレット配布開始について
本市では11月4日から、スマートフォンによる情報収集が主となっている若年層や外国人をメインターゲットとして、ごみ分別アプリ「さんあ~る」の配信を開始したところですが、このたび、ごみ出しのルールを伝え、アプリ活用を図るための導入ツールとして、多言語リーフレットを作成いたしました。
市内に在住する外国人は、多い順にベトナム、中国、フィリピン、パキスタン、ネパール、韓国となっておりまして、その公用語である英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ウルドゥー語の5言語で、各1200部を作成し、市役所窓口や不動産会社などを通じて配布してまいります。
リユース活動の促進に向けた協定を締結
本日、本市と株式会社マーケットエンタープライズは、リユース活動促進による循環型社会の形成を目指し、「リユース活動促進に向けた連携と協力に関する協定」を締結いたしました。
具体的な取組としては、同社が提供するリユースプラットフォーム「おいくら」を通じて、家庭に眠っている不要品をリユース市場へと繋げ、市内のリユース(再使用)活動を促進していきます。「おいくら」の特徴は、図のとおりとなっておりまして、複数の買取店の査定結果を比較し、条件次第では自宅まで出張買取してくれる店を見つけることもできるということですので、市民にとって利便性が高まることが期待できます。
今後、ごみ分別アプリや広報かすかべなどを通じて、積極的に周知してまいりたいと考えています。
リチウムイオン電池特注回収ボックス設置について
廃棄物処理施設や収集車において火災が発生するなどたいへん問題となっているリチウムイオン電池について、本市では9月から、本庁舎と庄和総合支所の2カ所にペール缶の仮設回収ボックスを設置し適正処理を呼びかけてきたところですが、さらなる対策として、本日より、より強固なオールステンレス製の特注専用ボックスへと変更しております。
このボックスで回収できるのは、リチウムイオン電池とリチウムイオン電池が内蔵された長さ20センチメートル以下の小型家電となっております。
なお、製品が発熱状態のときは、リサイクル衛生課へ直接お持ちいただくようお願いしております。
また、長さが20センチメートルを超え、50センチメートル以下のハンディクリーナーなどは、不燃ゴミ収集日に排出いただくことになります。
市民の皆さまがルールを守って安全に排出できるよう、普及啓発に努めてまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
シティセールス広報課 広報広聴担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1120
ファックス:048-733-3825
お問い合わせフォーム
更新日:2025年11月25日