お酒・タバコ・薬物に気をつけましょう
適切な飲酒量を知りましょう
過度な飲酒は健康被害につながります。
男性は純アルコール量40グラム以上、女性は純アルコール量20グラム以上を日常的に摂取している場合、生活習慣病のリスクが高まるとされています。しかし、それより少ない飲酒量であっても、飲酒による健康被害のリスクがあるため、注意が必要です。
日本酒(度数15パーセント) | ビール(度数5パーセント | 焼酎(度数25パーセント) | ワイン(度数14パーセント) | ウイスキー(度数43パーセント) | 缶チューハイ(度数7パーセント) |
180ミリリットル |
500ミリリットル | 110ミリリットル | 180ミリリットル | 60ミリリットル | 350ミリリットル |
(注意)体重や体質により個人差があります。20歳未満の者の飲酒は量に関わらず法律で禁止されています。
また、お酒を無理に勧めることはハラスメントにあたるだけでなく、急性アルコール中毒の原因になります。絶対にやめましょう。
タバコの害、知っていますか?
タバコによる健康被害
タバコには、ニコチンやタール、一酸化炭素等の有害物質が多く含まれており、健康被害を及ぼします。また、若いころから長期にわたっての喫煙や1日の喫煙本数が多いことは、健康リスクを高めます。
受動喫煙にも注意しましょう
受動喫煙とは、タバコを吸わない人が周囲の喫煙者の副流煙を吸い込んでしまうことを言います。副流煙には、喫煙者が吸う主流煙よりも多くの有害物質が含まれています。
喫煙者は周りに受動喫煙をさせないようにしましょう。
また、健康増進法の改正により、喫煙スペースへの20歳未満の者の立ち入りが禁止されるようになりました。例えば、アルバイトの業務で喫煙スペースの掃除をする場面であっても、20歳未満の者は入ることができません。
薬物乱用は年齢に関係なく「ダメ・ゼッタイ!」

埼玉県マスコット「コバトン」
薬物乱用とは
薬物乱用とは、大麻や覚醒剤などの医療目的でない薬物を不正に使ったり、 薬物や薬品を本来の医療目的からはずれて使うことです。 市販薬を過剰摂取(オーバードーズ)することや本来の用途以外に使用することも薬物乱用にあたります。
違法薬物は1度使用しただけでも、薬物乱用にあたります。更に、精神と身体の両面に悪影響を与えるほか、何度も使いたくなる「依存性」や同じ量では効果が得られずより多くの薬物を求める「耐性」が生じ、人体に大きな影響を与えます。
SNSでの売買に注意しましょう
近年、SNSを用いた絵文字や隠語によるやり取りでの薬物売買が増えています。また、薬物のやり取りに関わる「闇バイト」もSNSを通じて募っているケースがあります。これらには、興味本位で関わることのないようにしましょう。
薬・健康食品等の個人輸入で起きている事例
個人輸入には、以下のようなリスクがあります。
・健康食品だと思って購入したが、医薬品成分が含まれていた。
・本国で健康被害が出ており、注意喚起がされている製品だった。
・副作用が出たが、対応してもらえない。
・正規品だと思って購入したが、偽造品だった。
・チョコレートやクッキーなどのお菓子に大麻が含まれていた。
このような被害に遭わないためには、厚生労働省などの公的機関が出している情報を確認することが大切です。
更新日:2024年12月04日