妊娠初期(4週~15週ごろ)の過ごし方

更新日:2021年12月09日

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妊娠おめでとうございます。期待と不安でいっぱいだと思いますが、これからはじまるマタニティーライフを楽しみましょう。

妊婦健診の目安

  • 妊娠0週~23週:4週間に1回

また、次のときは、次の妊婦健診まで待たずに医療機関へ連絡し、相談しましょう。

  • 性器出血
  • 腹痛(横になって休んでも治まらなかったり、頻繁な場合)
  • 破水(膣から温かい羊水が流れる)
  • むくみ(まぶたや手がはれぼったくなったり、足のすねや甲を指で押すとへこんだままになる、急に体重が増える、尿量が少なくなった)
  • 発熱(38度以上)

妊娠初期の過ごし方

家事

妊娠が順調であれば、日常生活や家事は差し支えありません。つわりで家事がつらいときは家族の協力を得たり、休みながらゆっくり行いましょう。
おなかや腰に力の入る動作や重い物を持つことは控えましょう。

運動

今までにやっていなかった体に負荷をかけるような運動や、長時間立ち通しになることは控えましょう。散歩や適度な運動をおすすめします。

食事

妊娠初期は、心身ともにデリケートな時期です。無理に食事をしようとして、ストレスにならないように気を付けることも大切です。食べられるときに食べられる物を少しずつ食べましょう。つわりのときは一般的に、温かい食事のにおいに敏感に反応して、吐き気を感じたり、 嘔吐 (おうと)することがあると言われています。そのようなときは、口当たりがよく冷たい食べ物がおすすめです。

休息・睡眠

女性ホルモンの作用で眠気を感じやすくなります。また、ホルモンバランスが変化するため、イライラしたり、体調を崩しやすいので、無理をせずに、休息を十分にとったり、気分転換を図るとよいでしょう。

排せつ

妊娠初期から頻尿や便秘になりやすいことがあります。朝食後、毎日決まった時間にゆっくり排便する習慣を付けるなど、排せつを我慢しないようにしましょう。

清潔

おりものが増えるため、入浴やシャワーで清潔を保ちましょう。

つわりで 嘔吐 (おうと)をして胃酸が歯に触れると、歯が溶けやすくなります。また、つわりの時期は、歯ブラシを口に入れることで刺激になり、 嘔吐 (おうと)を誘発するため、歯磨きの回数が減ったり、歯の清潔が保ちにくくなり、虫歯になりやすくなります。虫歯予防にはきちんとした歯の手入れをすることが一番ですが、できないときは口をゆすぐだけでも予防につながります。

性生活

妊娠が安定していない時期のため、性交が流産の引き金となることがあります。回数を減らすことや、子宮を強く刺激したり、腹部の圧迫をしないように気を付けましょう。

医療機関など

妊娠が分かったら、出産する医療機関などを検討しましょう。 里帰り 分娩 (ぶんべん)を考えている人は、里帰り先の医療機関などに連絡をとっておきましょう。医療機関によっては予約や紹介状が必要な場合がありますので、里帰り 分娩 (ぶんべん)を考えていることを医師に伝えておきましょう。

仕事

妊娠が分かったら、早めに職場へ報告しましょう。つわりなどで体が思うように動かないことも出てきます。時差出勤や体の負担が少ない業務への変更などができる場合がありますので、職場にどのような制度があるか調べてみましょう。
医師の指導事項を職場へ的確に伝達するために「母性健康管理指導事項連絡カード」を利用してください。希望者に渡しています。また、母子健康手帳にも掲載しています。

この記事に関するお問い合わせ先

こども相談課 母子保健・相談担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1112
ファックス:048-737-3680
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