7月6日 期間限定!かかしロード2025

更新日:2025年07月23日

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令和7年7月6日、増田新田農地管理組合が多面的機能支払交付金を活用し、かかしを制作しました。かかしは田んぼの中を走る道路沿いに設置され、田んぼをスズメから守る他、見学者が増えたことでごみ投棄の削減にも役立っているそうです。

多面的機能支払交付金…農業・農村の有する多面的機能(洪水や土砂崩れなどの防止、環境保全、美しい風景の形成など)の維持・発揮を図るための地域の共同活動を支援しています

かかし制作の風景

当日は猛暑日に迫る暑さ。風が通る日陰で、和気あいあいと作業を進める皆さん。かかし制作が、地域住民の交流に一役買っています。

今年のテーマは「おにぎり」。翌年以降も胴体部分を再利用できるよう、今年は材料を変更。これらは構成員の皆さんから出されたアイディアを採用したものです。

かかしに古着を着せる様子

持ち寄った古着をコーディネート

ペットボトルでかかしの胴体を作成

みんな童心に返って作業に熱中

おにぎりをテーマにしたかかし
風が通る日陰で作業

かかしロード 今年も出現

できたてホヤホヤのかかしを早速設置。両側にかかしが立ち並ぶ通りは「かかしロード」として近隣住民に親しまれていて、「かかしの所」と言えば場所が通じるほどのシンボルとなっています。写真を撮っている人に話を伺ってみると、「毎年変わるかかしを楽しみにしています。通りがかったらかかしが出ていたので早速寄りました」とのこと。

かかしは8月にも追加制作をし、9月中旬まで設置予定です。

(注意)かかしは、天候によって撤収している場合があります

かかしロードの入口

マネキンをリユースしたかかしがお出迎え

組合の代表とおにぎりのかかし

おにぎり親子のかかしと代表の関根さん

かかしロードを見に来た人

見学者第1号

さまざまな表情のかかしが並ぶ通り

20体以上がお出迎え

周辺の自然

かかしロードから田んぼ2反を挟んだ水路沿いに、同組合が植えたアジサイが咲いていました。5月末ごろ咲き始め、6月が見頃だったようです。

アジサイが並ぶ法面
ピンク色のアジサイ

米作り真っ最中

同組合が、水の流れを確保するために水路内の藻を取るなどして維持管理している水門。この日は、稲の成長を調節するために水田から水を抜いて干す「中干し」最終日。水門を開ける瞬間に立ち会いました。開門すると用水が流れ込んだことで水面に波が立ち、みるみるうちに水路の水位が上がり田んぼへ水が到達。水が透き通っていて、水路を泳ぐ魚などを見ることができました。

ゲートを操作し、用水を入れる様子
静かだった水路に、波を打って入ってくる用水

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