リチウムイオン電池の火災に注意しましょう
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リチウムイオン電池とは!?
リチウムイオン電池とは、電極にリチウムという金属を含んだ化合物を使い、リチウムイオンの移動によって放電する電池のことを言いますが、大容量の電力を蓄えることが可能で、繰り返し充電して使用できる電池です。その便利さが故、スマートフォンやゲーム機器、電子タバコ、掃除機等、身の回りのあらゆる製品に内蔵されています。
廃棄物へのリチウムイオン電池混入により火災が発生
不要になった、リチウムイオン電池及びリチウムイオン電池を含む製品の混入が原因とみられる収集運搬車両、産業廃棄物の保管場所及び廃棄物処理施設での火災発生事故が多発しています。環境省の調査では、収集運搬車やごみ処理施設で2021年は、1万1140件、2022年は、1万6517件、2023年は、2万1751件と右肩上がりとなっています。
リチウムイオン電池火災を未然に防ぐために(前兆)
1 リチウムイオン電池が膨らんできた。
2 電気機器使用時に異音又は異臭がする。
3 電気機器の使用時間が短くなった。
4 充電が最後までできない。
5 充電中に電池が異常に熱くなる。
正しい廃棄方法について
不要になったリチウムイオン電池について、ご家庭から出る場合は、定められたごみ捨てのルールに従って、正しく廃棄しましょう。
びん・かん・ペットボトル、有害・危険ごみの出し方 (PDFファイル: 414.8KB)
万が一発火した時は
まず、周囲に知らせ、ご自身の安全を確保してください。その後119番通報をし、初期消火を試み、火が大きくなるようでしたら、避難しましょう。
更新日:2025年05月02日