6月8日 水路の草を刈って水の流れを確保!
令和7年6月8日、小平農地環境保全組合が多面的機能支払交付金を活用し、水路内の草刈りを行いました。草刈りは、水の流れを維持するだけでなく、不法投棄を抑止する効果もあるそうです。
また、同組合では「草との共生」をテーマに自走式草刈り機の積極的な導入を行い、高齢化した構成員の負担軽減、新型機械導入による省エネルギー化の二つの省力化を進めています。土地改良区とのタイアップも大きなポイントです。
多面的機能支払交付金…農業・農村の有する多面的機能(洪水や土砂崩れなどの防止、環境保全、美しい風景の形成など)の維持・発揮を図るための地域の共同活動を支援しています
草刈りの様子
暑い時期は、熱中症対策のため午後4時に集合。住んでいる地区ごとに四つの班に分かれて、二つの水路で、上流側・下流側から草刈りスタート。この日は道路から水路内の草に届くよう柄の長い長尺鎌を使います。水路内に草が繁茂する原因は、水路両側の斜面(法面(のりめん))が水の浸食などで崩れたことによって草の種が水路内に落ちることによるもので、場所によっては水路幅が本来の半分程度に見える所もありました。
東排水路
約3メートル幅の排水路。雑草が繁茂している所では法面と水路の境が見えないため、落ちないよう足下に気をつけながら作業を進めました。慣れた様子で次々に草を刈っていき、明らかに水路幅が広がりました。

のぼり旗が活動の目印




除草前

除草後
根用水路
江戸川堤防のすぐ脇を流れる約5メートル幅の用水路。法面から離れた水路内の草刈りができるように、4メートルにもなる自作の長尺鎌を持参する方もいました。地域の方々の御尽力により農村環境は保全されています。






水路を泳ぐアオダイショウに遭遇
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更新日:2025年06月23日