危険な電話番号を見抜くポイント!
防犯、消費者トラブルに関する出前講座を実施
9月25日(木曜日)、庄和南公民館多目的ホールにて、市民大学学友会の皆さんに出前講座を実施しました。
防犯分野では「最新の特殊詐欺の手口や対策」や「防犯のまちづくり」について、消費生活分野では「消費者トラブルの現状」と「特に相談の多いトラブル事例」を重点に説明しました。
偽装した電話番号について注意喚起
レスキュー商法のトラブル事例を紹介
危険な電話番号が多様化しています!
電話から始まることが多い特殊詐欺ですが、「電話番号の前にプラス(+)が付く番号は海外からの電話だから危険!」との認識が広まりつつあります。
しかし、最近はプラス(+)が付かず、あたかも国内の電話番号のように見せかけるケースや、0から始まる正規の番号を装ってかけてくる事例も多発しています。
危険な電話番号の例
- +○○から始まる、番号の前にプラス(+)が付いた番号
- 0(ゼロ)以外の1~9の数字から始まる番号(急増中!)
- +○○でも0(ゼロ)以外でもない、どこかの施設等の番号
対策方法
- 知らない番号や非通知からの電話には出ないようにしましょう。
- 知らない番号や名称をインターネットで検索し、確認しましょう。
- おかしな電話はすぐに切って、誰かに相談しましょう。(一人で悩まず、誰かに相談をすることで、詐欺と気付くキッカケになる)
- 常時、留守番電話にしておきましょう。
- 国際電話を利用しない場合、国際電話利用休止の申請をしましょう。
[注意]国際電話利用休止の申請は、固定電話の場合に限りますが、春日部警察署(048-734-0110)に電話で申し込みが可能です。
取り組みについて詳しくは埼玉県警察ホームページをご覧ください。
- 電話に出ても自分から名乗らないようにしましょう。
- 個人情報を教えないようにしましょう。(名前・住所・家族構成・IDやパスワード など)
- 電話で相手にこちらから質問をしましょう。(相手に名前・所属・電話番号を聞き、質問にすぐに回答してもらえない場合は、詐欺の可能性が高いと判断できる)
相談先専門機関
- 警察相談専用電話(#9110)
埼玉県は24時間受付
注意:都道府県によって受付時間が異なります。
(夜間や土日祝日・年末年始は当直対応)
詳しくは埼玉県警察ホームページをご覧ください。
- でんわんセンター(03-6162-1111)
営業時間:平日10〜17時
(土日祝日や年末年始はお休み)
詳しくはでんわんセンターホームページをご覧ください。
消費者トラブルについて
消費者トラブルの現状
春日部市消費生活センターに寄せられている消費者トラブルの現状として、65歳以上の方からの相談が全体の約40%であり、また、その中では、通信販売と点検商法に関する相談が半数以上を占めています。
誤解をされやすいですが、通信販売にはクーリング・オフが無い(返品については規約に従う。原則として消費者の一方的な都合ではキャンセルできない)ことから、スマホやインターネットを経由して買い物するときは、より慎重に行いましょう。
レスキュー商法のトラブルについて
最近、レスキュー商法に関する相談が年代を問わず多く寄せられるようになっています。
レスキュー商法とは「インターネットの広告を見て、害虫駆除を依頼したら(他に、トイレの詰まり・ロードサービス・鍵の解錠などきっかけは様々)、広告よりも高額な料金を請求された」というものが典型例です。普段から急を要するトラブルに備え、安心して依頼できる事業者の情報を集めておくことが大事です。
消費生活センターからのお知らせ


この記事に関するお問い合わせ先
くらしの安全課 交通防犯担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1126
ファックス:048-733-3825
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更新日:2025年10月31日