HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの接種について

更新日:2026年04月01日

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HPVワクチンは、平成25年4月より定期予防接種として実施していますが、接種後の痛みや手足の動かしにくさなどの多様な症状の報告があったことから、国では、同年6月より、積極的な勧奨を差し控えていました。

その後、国の検討部会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたため、積極的な勧奨が令和4年4月より再開されました。

ワクチンの有効性やリスク等を十分にご理解いただいた上で、接種を希望される場合は、実施医療機関にて接種の予約をお願いします。

HPVワクチンの詳しい効果やリスクについては、厚生労働省のホームページをご確認ください。

シルガード9(9価)ワクチンについて

シルガード9(9価)ワクチンが、令和5年4月1日より、公費で接種できるようになりました。

シルガード9(9価)ワクチンは、9種類のHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の約80~90パーセントを占める7種類のHPVの感染を予防することができます。

シルガード9(9価)ワクチンについて詳しくは、厚生労働省ホームページ9価HPVワクチンについてをご覧ください。

対象者

春日部市に住民登録のある平成22年4月2日~平成27年4月1日生まれの女子

接種方法

対象期間

小学校6年生から高校1年生相当の年度の3月31日まで

接種回数・スケジュール

2回または3回

(注意)通常、全3回の接種の完了までには約6カ月の期間がかかります。

15歳未満でこれからHPVワクチン接種を開始する場合は、15歳未満でこれからHPVワクチン(シルガード9)接種を開始する場合をご覧ください。

シルガード9(9価)

一般的な接種スケジュール

1回目から2か月の間隔をおいて2回目を接種した後、1回目から6か月以上の間隔をおいて3回目を接種

(注意)必ず、2回目接種は1回目接種から1カ月以上、3回目接種は2回目接種から3か月以上空ける(間隔が空かない場合、公費対象外となります)。

一般的な接種スケジュールがとれない場合

1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種。3回目は、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて接種。

15歳未満でこれからHPVワクチン(シルガード9)の接種を開始する場合

15歳未満で、これからHPVワクチン接種を開始する場合は、15歳の誕生日の前日までに1回目の接種を行えば、シルガード9(9価)に限り、全2回で接種を完了することができます。

  • (注意)15歳を過ぎて1回目を接種した場合は全3回接種での接種完了となります
  • (注意)すでに、2価もしくは4価ワクチンでの接種をされている方は全3回での接種完了となります

一般的な接種スケジュール

1回目から6カ月の間隔を空けて2回目を接種

  • (注意)必ず、5カ月以上の間隔を空ける
  • (注意)2回目接種を5カ月未満で接種をした場合は合計3回の接種となりますのでご注意ください

実施医療機関

市内の実施医療機関

必ず医療機関にご予約の上、接種をお受けください。

市外での接種を希望される場合

県内の協力医療機関で接種を行う場合は、市内の実施医療機関と同じように接種できます。

市内・県内の協力医療機関以外で接種を受ける場合

春日部市予防接種助成金制度を利用してください。

詳しくは、令和8年度春日部市で受けられる小児の定期予防接種ページ内の「市外での予防接種を希望する場合」をご覧ください。

予防接種の効果と副反応について

HPVワクチンは、HPVの感染を予防します。シルガード9(9価)ワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス16型・18型に、5種類の型が加わることで、約80パーセント~90パーセントの子宮頸がんの発生予防が期待できます。

ワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、恐怖、興奮をきっかけとした失神などがあげられます。

詳しくは、HPVワクチンQ&A(厚生労働省のサイト)をご覧ください。

HPVワクチン相談窓口

厚生労働省

厚生労働省では、「感染症・予防接種相談窓口」を開設しています。

下記相談窓口では、HPVワクチンを含む、予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談に応じています。

【感染症・予防接種相談窓口】

  • 電話番号:0120-995-956
  • 受付時間:平日 午前9時から午後5時

(ただし、土曜、日曜、祝日、年末年始は除く。)

埼玉県産婦人科医会

埼玉県産婦人科医会では、HPVワクチンや、ワクチン接種前後の不安や疑問についての相談窓口をオンラインで開設しています。チャットボットは、インターネット上で性に関する質問に自動で回答する仕組みとなっており、24時間365日いつでも利用可能です。シナリオ外のご質問についてはメールを通じてご相談いただけます。

詳細及び最新の情報は、埼玉県産婦人科医会のホームページをご覧ください。

HPVワクチン接種後に生じた症状の診察について

気になる症状が出たときは、まずは、接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。

各都道府県において、「HPVワクチンの予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」を選定しています。

協力医療機関の受診については、接種を受けた医師又はかかりつけの医師にご相談ください。

予防接種による健康被害救済制度

定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。

健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料の区分があり、法律で定められた金額が支給されます。死亡一時金、葬祭料以外については、治療が終了する又は障害が治癒する期間まで支給されます。

ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。

詳しくは、厚生労働省ホームページ「予防接種健康被害救済制度」をご覧ください。

子宮頸がんと発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)について

子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の出口)にできるがんで、日本では年間約11,000人が発症し、約2,900人が亡くなっています。若い世代の女性のがんの中で多くを占めます。

子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染によっておこると言われています。HPVには200種類以上のタイプがあり、子宮頸がんの原因となるタイプは少なくとも15種類あることが分かっています。この15種類は「高リスク型HPV」とよばれています。高リスク型HPVの中でも16型、18型とよばれる2種類は特に頻度が高く、海外の子宮頸がん発生の約70パーセントに関わっていると推定されています。

HPVは特別な人だけが感染するウイルスではなく、性交経験がある女性であれば誰でも感染する可能性があります。発がん性HPVに感染しても、多くの場合、感染は一時的で、ウイルスは自然に排出されますが、ウイルスが排出されずに感染した状態が長期続く場合があります。そのうち、ごく一部のケースで数年~数十年間かけて前がん病変(がんになる手前の細胞)の状態を経て子宮頸がんを発症します。

従って、この間に子宮がん検診を受診することで、前がん病変を早期に発見し、治療することが可能です。20歳を過ぎたら、子宮がん検診を受けましょう。なお、子宮がん検診については、各種検診等のご案内をご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康課 予防担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1199
ファックス:048-733-0220
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