旧市立病院解体

更新日:2021年12月20日

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旧市立病院解体工事

解体工事が完了しました

令和元年9月から行っていた旧市立病院の解体工事が、令和3年3月17日に完了しました(改修予定の東棟を除く)。
工事期間中、近隣にお住まいの皆さまには、御理解と御協力をいただき、ありがとうございました。
なお、新本庁舎の建設工事は、令和3年度中に着工する予定です。

解体工事前の旧市立病院外観の写真

解体前

解体工事が終了して更地となった旧市立病院跡地の風景写真

解体後

工事説明会を開催しました

令和元年7月30日、および8月3日に、旧市立病院解体工事に関する工事説明会を開催しました。

契約を締結しました

旧市立病院解体工事請負契約および工事監理業務委託を締結しました。

表:契約内容(解体工事)
請負工事名 旧市立病院解体工事
受注者 三ツ和・正和特定建設工事共同企業体
請負金額 907,200,000円(税込み)
履行期間 令和元年6月25日~令和3年3月17日
表:契約内容(工事監理)
業務委託名 旧市立病院解体工事監理業務委託
受注者 株式会社 ユニバァサル設計 埼玉事務所
委託金額 19,440,000円(税込み)
履行期間 令和元年6月26日~令和3年3月19日

土壌汚染状況調査結果

旧市立病院の施設廃止に伴い、土壌汚染対策法に基づく土壌汚染状況調査を実施したところ、国の土壌溶出量基準値を超える特定有害物質が検出されたことが判明しました。
今後は、直ちに周辺地域の飲用井戸の有無を調査するとともに、関係機関と協議の上、関係法令にのっとり適切な対応をしていきます。

分析数378件のうち基準値超過検出数8件
(10メートル格子区画で7件、30メートル格子区画(5地点均等混合法)で1件)

表:調査結果
特定有害物質 基準値 検出値
砒素 (ひそ)及びその化合物
(土壌溶出量)
0.01ミリグラムパーリットル以下(注釈1)
  • 0.014~0.017ミリグラムパーリットル:7件
  • 0.097ミリグラムパーリットル:1件

(注釈1)土壌溶出量基準
土壌溶出量基準とは、一生涯(70年間)に1日2リットルの地下水を飲用しても影響を及ぼさないように定めたものです。

土壌汚染対策法に基づく区域指定

土壌汚染状況調査結果、および周辺に飲用井戸が確認されなかったことから、土壌汚染対策法に基づき「形質変更時要届出区域」に指定されました。詳しくは次のページをご覧ください。

旧市立病院敷地における土壌汚染詳細調査結果

旧市立病院敷地において、土壌汚染対策法に基づく状況調査の結果、国の土壌溶出量基準(注釈1)を超える砒素及びその化合物が検出されたことにより深度調査を行いました。
注釈1:土壌溶出量基準とは、一生涯(70年間)に1日2リットルの地下水を飲用しても影響を及ぼさないように定めたものです。

表:汚染深度および調査結果
位置 汚染の深さ 区画数 測定値 基準値
敷地北東部付近
(駐車場などの下部)
地表より1メートル 1 0.002未満~0.005ミリグラム毎リットル 0.01ミリグラム毎リットル
敷地北東部付近
(駐車場などの下部)
地表より3メートル 2 0.002~0.010ミリグラム毎リットル 0.01ミリグラム毎リットル
敷地北東部付近
(駐車場などの下部)
地表より4メートル 1 0.005~0.006ミリグラム毎リットル 0.01ミリグラム毎リットル
敷地北東部付近
(駐車場などの下部)
地表より10メートル以上 1 0.005~0.089ミリグラム毎リットル 0.01ミリグラム毎リットル
敷地中央部付近
(旧市立病院西棟下部)
建物地下部より7メートル以上 2 0.069~0.33ミリグラム毎リットル 0.01ミリグラム毎リットル
敷地中央部付近
(旧市立病院西棟下部)
建物地下部より10メートル以上 4 0.002~0.43ミリグラム毎リットル 0.01ミリグラム毎リットル

健康への影響

基準を超過した場所は、建物や舗装の下の地中であり土壌が飛散する可能性や土壌を直接摂取する可能性は低く、また、周辺に飲用井戸がないことから、健康への影響は極めて低いと考えています。

今後の方針

旧市立病院の解体や新庁舎の建設に当たって、今後、作業工程などを十分検討した上で、土壌汚染の拡散や健康被害が起こらないよう、土壌汚染対策法に基づき適切に工事を行うとともに、関係機関と協議の上、関係法令にのっとり適切な対応をしていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

管財課 庁舎管理担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-796-5370
ファックス:048-734-5516
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