春日部駅付近連続立体交差事業に関するよくある質問(Q&A)

更新日:2021年12月11日

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質問1 春日部駅付近連続立体交差事業(以下、「鉄道高架事業」)はどうして必要なのですか

鉄道高架事業は、複数の踏切を一挙に除却することができます。そのため、交通の円滑化や、分断された市街地の一体化、都市機能の集積によるにぎわいの創出や、駅利便性の向上など、中心市街地が抱えるさまざまな問題を抜本的に改善できる、本市の将来の発展のためには、必要不可欠の事業です。

質問2 鉄道の高架化によるメリットとはなんですか

春日部駅付近の鉄道の高架化による効果は、次のようなものがあります。

  1. 複数の踏切を一挙に除却することで、踏切による渋滞や事故を解消できる
  2. 鉄道により分断されているまちの構造が解消され、市街地が一体化することで周辺住民などの利便性が向上する
  3. 東西市街地が一体化することで、中心市街地全体の活性化が期待できる
  4. 駅部の高架化によって新たに生じる高架下空間の活用が可能となる
  5. 駅を含めた鉄道施設の改良(リニューアル)により、快適性や安全性が向上する

質問3 鉄道高架事業は、事業着手してから完成まで何年かかりますか

事業着手から完成まで、最短で約12年を想定しています。

質問4 鉄道の高架化より、橋上駅化の方が良いのではないですか

質問5 どうして現在の計画となったのですか

春日部駅は東武伊勢崎線(スカイツリーライン)と東武野田線(アーバンパークライン)の接続する重要なターミナル駅であり、非常に大きな工事となります。連続立体交差事業の手法については地下化も含め、工法も仮線工法、別線工法、直上化工法など検討し、さらに必要な用地や事業期間、総工費などさまざまな面から検討を行い、最良と考える計画を策定しました。そしてこの計画を基に国と設計協議を行っています。

質問6 内谷陸橋を残すのはどうしてですか

内谷陸橋は中心市街地の東西をつなぐ大動脈であり、緊急車両の通行にとっても非常に重要な道路であり、工事期間中に通行できなくなることは市民生活に重大な影響を及ぼすと考えています。また、事業費や事業効果などを総合的に判断し、内谷陸橋を残して高架化することが最適と考えています。

質問7 鉄道を高架化すると、線路と交差する道路も快適になるのですか

鉄道の高架化により、(都)春日部駅東西連絡道路や(都)袋陣屋線などの幹線道路が整備されるとともに、開かずの踏切を含む10カ所の踏切が除却されます。これにより、踏切による渋滞や事故が解消され、人や車の往来が安全で円滑になり、市民の皆さんの利便性が飛躍的に向上します。

質問8 事業期間が長期ですが、完成まで事業の効果を感じられないのですか

計画では線路を順次高架化していきます。一般的には線路が一本でも高架化されると、踏切の遮断時間は短くなるため、事業完成前でもその事業効果を実感できるものと考えています。

質問9 まちづくりは、どのようになるのですか

鉄道高架事業の効果を最大にするためには、この事業と一体となった中心市街地のまちづくりが重要です。 このため、市では平成25年6月に春日部市中心市街地まちづくり計画を策定しました。しかし、その後、東武鉄道の輸送改善計画を踏まえた連続立体交差事業計画に修正を行ったため、まちづくりも現在の連続立体交差事業の計画に沿ったより良いものとする必要があると考えています。そのため、有識者や公募市民、地元商工団体、交通事業者などで構成する春日部市中心市街地まちづくり審議会を設置し、春日部駅付近連続立体交差事業および関連する都市計画と一体となったまちづくりを行っていくため、令和3年3月末をめどに新たな春日部市中心市街地まちづくり計画を策定するよう検討しています。

質問10 鉄道の高架下はどのように使われるのですか

他の都市では、店舗などの商業施設、公園・広場などのコミュニティ施設、保育所などの子育て支援施設、駐車場・駐輪場などに利用されています。本市の利用計画は、今後、まちづくりの検討の中で市民の皆さんの意見を伺いながら、関係者と調整していく予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

鉄道高架推進課 鉄道高架推進担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-796-8312
ファックス:048-736-1974
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