被害に遭わないために相談を!

更新日:2025年07月12日

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防犯、消費トラブルに関する出前講座を実施

市では、6月28日(土曜日)あしすと春日部にて、春日部市身体障害者福祉会の皆さんに出前講座を実施しました。

防犯分野では、「最新の特殊詐欺手口・対策方法」等について、消費生活分野では、「消費者トラブルの現状」や「特に相談の多いトラブル事例」を重点に説明しました。

警察騙りの手口を紹介する様子

警察騙りの手口を紹介する様子

「お断りします」の文字が入ったうちわでも、断ることが可能です

訪問販売の断り方を説明する様子

参加者の皆さんと記念撮影

多くの方にご参加いただきました

最新の特殊詐欺手口・対策

特に被害が多いのは警察騙り!

春日部市内における特殊詐欺の被害状況は、令和6年1月~12月、60件(+23件)、被害額2億9,365万円(+約1億3,000万円)と大幅に被害が増加しました。※括弧内は前年比、数値は確定値

詐欺の手口は様々で、犯人の名乗り口も多様化しています。

その中でも被害が急増しているのが、警察騙りです。

警察官を名乗り、固定電話や携帯電話あてに電話がかかってきて、「あなたの口座が犯罪に利用されている」「あなたの携帯電話が犯罪に利用されている」などと言って、通話のほかにSNSやビデオ通話に誘導します。

過去の市ホームページでも手口を紹介しています。知ることで防ぐ!詐欺の手口

本物の警察官がSNSのビデオ通話やメッセージ上で、警察手帳や逮捕状を見せることは絶対にありません!

相談先はたくさんあります!

犯人は、誰にも相談をさせないように要求したり、相談する隙を作らせないようにしてきます。慌てず、一度電話を切って、誰かに相談をすることが大切です。

相談先は、家族・近所の人・友達等の身近な方や、警察署・交番・市役所・銀行・郵便局などの行政相談窓口や金融機関等たくさんあります。

なかでも、警察相談専用電話 #9110 は、緊急でない悩みや不安、生活安全に関する相談をすることができます。

“これって詐欺かわからない”といった相談も可能です。

ひとりで悩まず、相談をしてください。

消費者トラブルの現状・事例

春日部市消費生活センターにおける消費者トラブルの現状として、60歳以上の方からの相談が全体の約45%を占めており、その中でも、通信販売点検商法に関する相談が全体の約50%と半分を占めています。スマホで突然表示された広告や、実生活における突然の業者の訪問など、相手方からの一方的なアプローチには、気を付けるようにと説明しました。

消費生活センター等への相談は、家族やホームヘルパー、地域包括支援センターなどの職員からでも可能ですので、身近な高齢者がトラブルにあっているのではないかと気づいた場合は、できるだけ早く相談するようにしてください。

地域の力で消費者トラブルを無くしましょう!

消費生活の相談事例こちら

この記事に関するお問い合わせ先

くらしの安全課 交通防犯担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1126
ファックス:048-733-3825
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