7月23日 地元と中学生が一緒につくる ふるさとの風景
令和7年7月23日、飯沼農地管理組合と飯沼中学校が連携して、道路沿いにコスモスの種をまきました。この活動は多面的機能支払交付金を活用し、農地や水路などの地域資源が持つ教育の場としての機能増進を図っています。
多面的機能支払交付金…農業・農村の有する多面的機能(洪水や土砂崩れなどの防止、環境保全、美しい風景の形成など)の維持・発揮を図るための地域の共同活動を支援しています
組合と学校の連携
飯沼中学校の周りには田園風景が広がっています。その風景を保全するのに尽力しているのが飯沼農地管理組合。保全活動の一つとして行っているのがコスモスの植栽です。
コスモスが咲く道は飯沼中学校の通学路であり、秋に行われる春日部市中学校駅伝大会のコースにもなっています。令和6年度、同組合と飯沼中学校美術部が共同で駅伝大会開催祝い・活動PRの看板を制作。それ以降、当組合長の働き掛けもあり、当組合と学校は連携を強め、令和7年度は田植え・収穫体験、コスモスの種まき活動につながりました。

駅伝大会でコスモス近くを走る選手

共同制作の看板~白地に稲穂とコスモスが映えます~
種まきの様子
午前7時30分、夏休み期間に部活動で登校した生徒20人以上が集合。組合長から種のまき方、注意事項、鮮やかなコスモスが咲くよう心を込めて種をまくことが1番の秘訣であるという説明の後、一人一人にコスモスの種が配られました。
種まき範囲は直線距離で約600メートル。隣の人と間隔を空けて並び、もくもくと種をまく子どもたち。あっという間にまき終え、じょうろで水をあげて無事完了。
田んぼが広がり、晴れた日には富士山やスカイツリーも見えるこの地域。みんなでまいたコスモスが加わって、より美しい風景となるのが楽しみです。

朝のあいさつから、元気よくスタート

種まき方法の説明、共同制作看板の披露

組合長によるお手本実演

飲み込みの早い生徒さんたち。手際よくまいていきます

間隔を空けながらまいていきます

心を込めて種まき

種をまいたら軽く地面を踏みます

じょうろで水をまいて完了
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更新日:2025年08月15日