9月22日 目の前の田んぼが学びの場に。中学生が稲刈り体験
令和7年9月22日、飯沼農地管理組合と飯沼中学校が連携して稲刈り体験が行われ、生徒14人が参加しました。収穫した稲は、令和7年5月7日に田植え体験で同組合と同中学校が植えたものです。この活動は多面的機能支払交付金を活用し、農地や水路などの地域資源が持つ教育の場としての機能増進を図っています。
多面的機能支払交付金…農業・農村の有する多面的機能(洪水や土砂崩れなどの防止、環境保全、美しい風景の形成など)の維持・発揮を図るための地域の共同活動を支援しています
稲刈り体験の様子
はじめに、飯沼農地管理組合の組合長から、「お米は人の足音を聞いて成長するといわれています。一緒に植えたお米は、皆さんの登下校の足音を聞いて大きくなったと思います」とお話がありました。5月に田植え体験をした田んぼは飯沼中学校の目の前。生徒たちの足音を聞いた稲穂は、たわわに実りました。


まずは組合長によるお手本披露。稲穂の株を持って、のこぎり鎌で刈り、刈り取った稲を畦に置きます。お手本では鎌を1回、2回引くだけで1株を刈り取っていましたが、その回数で刈り取るのは難しいことを、この後子どもたちは体験することになりました。




稲を刈る人、刈った稲を運ぶ人でペアを組んで稲刈りを体験。子どもたちは「コツ掴んだ!」「どんどんいくぞ!」と勢いよく刈っていきます。次第に、あちこちからザクッザクッとテンポよく稲を刈り取る音が聞こえるようになりました。




刈り取った稲をコンバインで脱穀する様子を見せてもらい、稲刈り体験は無事終了。田植え体験、稲刈り体験を通して米作りを学ぶ場となりました。



達成感でいっぱいの笑顔

稲刈りをした田んぼにエサ(カエルなど)を求めてシラサギが群がっていました
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更新日:2025年10月14日