令和7年度 景観絵画コンクール優秀作品

市では、市内の学校に通う小学5年生と中学2年生を対象に、景観絵画の作品を募集しました。

子どもたちに自分の住む街、通う街の未来に残したい風景や地域の将来像を描いてもらうことで、市の景観やまちづくりに関心を持ってもらうことを目的として実施しています。

令和7年度は小学校18校、中学校8校、義務教育学校1校から計2,051人が参加し、その中から各学校の推薦で小学生の部に119点、中学生の部に80点の計199点の応募がありました。

選考の結果、次のとおり優秀作品（金賞・銀賞・特別賞）が選ばれました。

未来に残そう、未来を描こう、かすかべの風景

• 桜川小学校…遠田 楓花（おんだ ふうか）
• 桜川小学校…吉田 創（よしだ そう）
• 藤塚小学校…住田 深雪（すみだ みゆき）
• 緑小学校…河井 悠（かわい ゆう）
• 緑小学校…沢崎 一花（さわざき いちか）

• 牛島小学校…大久保 遥多（おおくぼ ようた）
• 江戸川小中学校…金子 拓幸（かねこ たくと）
• 小渕小学校…福地 いろは（ふくち いろは）
• 桜川小学校…木村 早桜里（きむら さおり）
• 正善小学校…渡邊 舞桜（わたなべ まお）
• 武里小学校…伊藤 渚紗（いとう なぎさ）
• 武里南小学校…久野 真琴（くの まこと）
• 立野小学校…山埼 晴咲（やまざき ひより）
• 藤塚小学校…片井 千鶴（かたい ちづる）
• 緑小学校…中村 泰誠（なかむら たいせい）

• 牛島小学校…関川 茉乃佳（せきかわ まのか）
• 上沖小学校…林 美琴（はやし みこと）
• 宮川小学校…古木 晴（ふるき てる）

• 江戸川小中学校…岡本 悠愛（おかもと ゆな）
• 上沖小学校…高取 優和（たかとり ゆわ）
• 幸松小学校…松永 穏禾（まつなが ほのか）

• 大沼中学校…田部井 宗介（たべい そうすけ）
• 大増中学校…坂東 凛（ばんどう りん）
• 春日部中学校…阿部 希（あべ のぞみ）
• 春日部中学校…海老沼 紘（えびぬま こう）
• 豊春中学校…石塚 莉々香（いしづか りりか）

• 飯沼中学校…染谷 天鯉（そめや てんり）
• 大沼中学校…永原 美南（ながはら みなみ）
• 大沼中学校…山口 彩乃（やまぐち あやの）
• 葛飾中学校…大竹 陽向（おおたけ ひなた）
• 葛飾中学校…新藤 つかさ（しんどう つかさ）
• 葛飾中学校…八木 優（やぎ ゆう）
• 武里中学校…倉田 梨沙（くらた りさ）
• 武里中学校…田端 康成（たばた こうせい）
• 豊春中学校…春日 星海（かすが みう）
• 豊春中学校…沼澤 陸空（ぬまざわ りく）

• 飯沼中学校…古谷 奏菜（ふるや かんな）
• 武里中学校…屋代 梓（やしろ あずさ）
• 豊春中学校…小峰 誠寛（こみね まさひろ）

• 飯沼中学校…清水 麻由郁（しみず まゆか）
• 春日部中学校…佐久間 柚妃（さくま ゆずき）
• 春日部中学校…配島 亜弥（はいしま あや）

上記の他、銅賞に157人が選ばれました。

注意：旧漢字（環境依存文字）などは常用漢字に置き換えて記載しています。

小学生の作品は、伸び伸びと元気に描いてほしいという気持ちがありますので、そのような作品が多く見られ良かったと思います。
色彩がとても明るくて綺麗な感性を持っています。
小学生とは思えないくらい面白い構図のものもたくさんありました。

中学生の作品は、自分が体験した身近なことや残したい風景を描いたり、未来を予想して楽しく描いたりと、とても気持ちが伝わる絵で良かったです。
又、絵としての魅力のある絵がたくさんあり、魅了されました。
描きたいところを中心に、まず構図を考えながら構成していく力が、特に中学生から感じられました。

注意点として、白い紙の部分をそのまま残してる所があると絵全体が弱くなってしまいますので、しっかり色を入れることを意識するともっと力強い絵になると思います。
また、絵の中に文字が多いと先に文字に目が行き、全体の良さが少しうすれてしまいますので、数を減らしたり強調の仕方を考えて入れたりすると良いでしょう。

全体的に平和な暖かみのある絵が多く、色使いがとても綺麗でした。
これからも、より想像を働かせて街の未来を描く絵や、子供らしい爆発力がある絵を、もっと自由に描いていってほしいなと感じています。

どの作品も力作で、構図を大きく取っている作品がたくさんあり、良かったと思います。
色彩がとても綺麗で丁寧に描かれています。
そして大きい筆や小さい筆を上手に使い分けて描いていました。
真面目な絵や、逆にちょっと羽目を外したようなパンチのある元気な絵もあり、多様な感性を感じられました。

全体の印象として、もう少し形や色彩が豊かになるともっと良くなると思います。
そして、自分だけの視点を工夫して描いてもらうといいと思います。
皆さんとても真剣に絵を描いており、非常に好感の持てるいいコンクールになったと思います。
これからももっと絵を通して、自分の主張や思いを表現してみてほしいです。
 

小学生の作品は、思い出の場所や好きな景色を自分らしく丁寧に表現していると感じました。未来の街を描いた作品ではこうなって欲しい！という願いが伝わってくる絵でした。
明るい姿や楽しそうな様子を色遣いで表現していて、見ていてとても嬉しい気持ちになりました。
細かくなりすぎないように、「一番伝えたいものは何か」を考えると、新しい絵の構成やアイデアが広がると思います。

中学生の作品はとても技術が高く、木々の光の当たり方、空や水の青さなど、細かいところまで工夫をしている作品が多いと感じました。
春日部の街をよく見て、何を描くか、何を主軸にするかということをよく考え、中学生らしい視点で捉えられていたと思います。
春日部市の魅力ある場所や風景、人々の様子など、多くの人に知ってもらいたいという気持ちもさらに含ませると、より思い入れのある作品になると思います。

全体の印象として、本当に残したい風景や未来の姿など、それぞれの思いを乗せた作品になっており、とても素晴らしいと感じました。

小学生の作品はとても純粋で、現実のものに加え、架空のものや未来を広々と描いているという印象を受けました。
それぞれが描きたいものを自由に表現しており、とても素敵な作品ばかりでした。

中学生の作品は技巧的で、遠近などの構図を意識した作品が多くありました。
「未来」というテーマをしっかり踏まえて、よりリアルに、近く叶いそうな未来のようなものが描かれており、思考力や想像力の豊かさを感じました。
他の人とは違うけれど、自分が好きなものや思い出に残っている景色など、すごく自由に表現されていてとても良かったと思います。

全体の印象として、藤や大凧、向日葵など、春日部の特産品や有名な場所を描いてる作品が多く、そのようなものが皆さんの身近にあって、根付いているということがよく分かるコンクールでした。

小学生の作品は、小学生らしい色使いで、元気のある明るい色の絵がとても多かったです。
春日部の明るい未来を想っているということがよく伝わりました。
なくなってしまったイトーヨーカドーさんが描かれている絵もあり、イオンモール春日部も、イトーヨーカドーさんのように愛着を持っていただけるようなモールにしていきたいと感じました。
バランスがとても良い絵が多いので、もっと自由な、大胆な絵を描いてみるのも良いのかなと思いました。

中学生の作品は、一体感のある絵が多かったです。
とても技術が高く、特に風景の色使いがとても綺麗で、春日部の自然を愛しているということがよく伝わってきました。
春日部の有名な風景以外にも、子どもたちそれぞれの想いが込められた風景も見てみたいなと感じました。

全体の印象として、大凧や名物など、春日部を印象づけるものをしっかり捉えていて、心の中に春日部という町が築かれているという印象を受けました。
春日部の未来を大切にしていきたいという思いが非常によく伝わった、良いコンクールだったと思います。

次のとおり、応募作品を展示します。

1.ララガーデン春日部

• とき：令和7年11月1日(土曜日)～11月16日(日曜日) 10時～20時
• ところ：ララガーデン春日部
• 展示作品：金賞、銀賞、特別賞

2.イオンモール春日部

• とき：展示期間が決まり次第、改めてお知らせします。
• ところ：イオンモール春日部
• 展示作品：金賞、銀賞、特別賞