「くらしのたすけあいの会」において講話を実施しました
特殊詐欺・消費者被害に遭わないための講習会の概要
警察騙りの手口について説明する様子
市くらしの安全課では、11月28日(金曜日)、生活協同組合コープみらい内の「くらしのたすけあいの会」にお招きいただき、コーププラザ春日部において講話を行いました。
防犯分野では「特殊詐欺対策」、消費生活分野では「消費者トラブルの現状」と「最近特に相談の多いトラブル事例」を重点に説明したところ、皆さん熱心にメモを取っていたのが印象的でした。
特殊詐欺は手口を「知る」ことで対策できる!
市内の特殊詐欺発生状況は、今年(令和7年1月~11月末)被害件数48件となり、昨年の同時期55件と比べて減少しています。全国的に特殊詐欺被害が増加している中で市内が減少傾向にあるのは、市民一人一人の防犯意識の高まりや、地域の防犯活動を支えている自主防犯活動団体の皆様のおかげです。
警察を騙る詐欺や市役所、国の機関等を騙る詐欺が増加しているように、詐欺の手口は巧妙化しています。そのため、「お金の話」がでたら、詐欺かもしれないと疑うくらいの警戒心が必要です!
テレフォンサギ撃退ポップを使用し、親族であいことばを決めたり、相談先の事前の確認を行ってください。事前の準備が、万が一の時の安心につながります。
消費者トラブルについて
消費者トラブルの現状
春日部市消費生活センターに寄せられている消費者トラブルの現状として、65歳以上の方からの相談が全体の約40%と年々件数・割合とも上昇傾向であること、その中でも、通信販売と点検商法に関する相談が全体の約半数を占めている現状をお伝えしました。
通信販売と点検商法の対処法について
通信販売と点検商法の対処法を、以下のとおり説明しました。
- 通信販売にはクーリング・オフが無いため(返品については規約に従う)、スマホやインターネット経由で買い物するときは慎重に行うこと
- 点検商法は、突然電話・訪問してきた業者に安易に点検させないようにすること
レスキュー商法のトラブルについて
最近年代を問わず寄せられるようになった相談として、レスキュー商法を紹介しました。
レスキュー商法とは、「インターネット広告を見て、害虫駆除を依頼したら(他にトイレの詰まり・ロードサービス・鍵の解錠などきっかけは様々)、広告よりも高額な料金を請求された」というものが典型例です。
普段から急を要するトラブルに備え、安心して依頼できる事業者の情報を集めておくことが大事です。
春日部市消費生活センターからのお知らせ
消費生活の相談事例はこちら
相談の多い消費者トラブル類型を知ることで、トラブルに巻き込まれにくくなります。
皆様にもぜひご一読いただき、ご家族を含めた周囲の方々及び大切な方が消費者トラブルに遭わないよう、注意喚起にお役立てください!
春日部市消費生活センターからのお知らせ(長寿を祝う会特別号:令和7年10月13日発行)(PDFファイル:2.5MB)
春日部市消費生活センターからのお知らせ(令和7年秋号:令和7年10月3日発行)(PDFファイル:3.2MB)
この記事に関するお問い合わせ先
くらしの安全課 消費生活担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-739-6833
ファックス:048-733-3825
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更新日:2025年12月22日